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HATTORI食育クラブ 食育通信No.19

対談

油選びから考える料理と環境問題

飯森あけみ
株式会社ローリング 代表取締役社長
(写真中央)

飯森りよ
株式会社ローリング 専務取締役
(写真左)

服部 幸應
服部栄養専門学校 校長/医学博士
(写真右)
服部
日本では、この三十年来食生活が西洋化してまいりました。皆さん、油料理が大好きですね。ところが、それにともない「高カロリー・高脂肪の食事をどう見直すか?」が大きなテーマとなり”油の摂取を減らしましょう“と言われています。しかし、アンチエイジング(抗老化・抗加齢)を考えると、適度な油の摂取は必要なのです。だから私達は油を摂るとき、どう摂れば良いのかを考えなければなりません。
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飯森社長
そうですね。油は身体には大事なもの。適度な摂取は美容にも良いらしいです。ダイエットを気にされている方は、油を減らすというより、取り過ぎないよう心がける方が効果的なのです。
服部
ローリングさんは、従来の食用油とは異なる新しいスタイルのスプレー式調理油を開発・販売されていますね。
飯森専務
油の使用量を減らしつつ、おいしい油料理を手軽に、そして健康的に食べられるスプレータイプのクッキングオイル「セパレ」を市販化しました。霧状で噴射されますから、手軽に薄く広く均一に油をかけることができ、使用量は通常の十分の一程度、さらに密封容器なので最後まで新鮮な風味を保ちます。
服部
酸化しない新鮮な油が手軽に、必要な量だけをピンスポットで使用できますね。
飯森社長
私達の会社はもともと、業務用の製菓・製パン用離型油の製造販売から始まりました。現在、業務用は大手製パンメーカーにご利用頂いています。
飯森専務
極めの細かい粒子状で散布しますから、どんな形状のものにも油が満遍なく行き届きます。また、「セパレ」は表面張力の弱い「油」です。例えば、マドレーヌをつくる時、今までは刷毛で油をぬっていましたが、セパレだと型全般にくまなく油が行き届くと同時に、毛が抜け落ちる心配がないので重宝しているとのお話を頂いています。
服部
製菓・製パン業だけではなく、飲食店の方も使用していますよね。飲食店が使う油はとても多いですから、水質汚染の観点からも、とても良いことです。
飯森専務
以前、東京都で廃油による河川汚染が問題になり、飲食店がなるべく油を使わないメニューやレシピを考えましょうという会議のなかで、セパレが紹介されました。お店の方々に「セパレ」を使った料理に取組んで頂いた結果、調理中にこびりつきが少ないとか、ツヤが出てきれいに美味しく仕上がる等と良い評価を頂いています。
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服部
プロの料理人たちだけではなく、もっとご家庭でも使って頂きたいですね。セパレを使うと身体や環境にとって不要なものがカットされるんですから。
飯森専務
最近では、病院食でも使用して頂いています。炒ったパン粉を衣にして「セパレ」を吹きかけ、オーブンで焼いて揚げ物風につくられているみたいです。
服部
病院食や介護食も健康に良いだけではなく、いかに美味しくつくるかを考えてメニューが開発されています。学校でも「セパレ」を使ってトンカツをつくってみました。トンカツのカロリーは大体850〜900キロカロリーぐらいありますが、「セパレ」を使って調理をすると、なんと350キロカロリー以内です。カロリーを気にして揚げ物を敬遠されている方にもおすすめです。
飯森社長
またご高齢になると、カロリー制限も必要になってくるので、是非セパレを使って頂きたいです。
服部
手軽に美味しく、そして健康に良い料理が食べられますね。

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