いよいよ寒さが本格的になってまいりました。体の調子をととのえて、風邪などの病気にならないように管理したいものです。
そこで今回はあらためて、食べものの栄養についてお話したいと思います。
食べものの栄養は炭水化物、たんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミンと5つにわけられます。そして、栄養の体への作用は大きく3つにわけられます。
1つめは、エネルギーのもととして、炭水化物、たんぱく質、脂質。
2つめは、体をつくるものとして、たんぱく質、脂質、ミネラル。
3つめは、体の調子をととのえるものとして、ミネラル、ビタミンがあげられます。
では、具体的にビタミンについてみていきましょう。
ビタミンAは皮膚や目をカバーし、病気への抵抗力を強くします。
ビタミンB1は炭水化物をエネルギーにかえるために欠かせないビタミンで、不足すると脚気 の原因となってしまいます。
ビタミンB2はおもに油の分解を助けます。
そして、果物などにたくさんふくまれているビタミンCはお肌をつくるはたらきがあります。
風邪などから体を守り、風邪をひいたりタバコを吸う人はたくさん消費します。
ビタミンの補給はサプリメントにはできるだけ頼らず、果物や野菜からとるようにしましょう。
食品をみていきますと、エネルギーのもとはごはん、パン、めん、イモ類など。体をつくるものは、肉、魚、卵、大豆製品、小魚、海藻など。体の調子をととのえるものは野菜、果物、海藻、きのこなどです。
まんべんなくバランス良く食べることが大切ですので、食事バランスガイドをぜひ参考にしてみてください。
また、おいしい旬の食べものはそのとき体が必要としているものをふくみ、栄養も増えているで、積極的に食事にとりいれましょう。
紅葉のきれいな時期ですので、外で散歩など運動をしてみてはいかがでしょうか。筋肉をつけると栄養も上手に使われやすいので、よりいっそう健康で快適な生活が送れますよ。